将棋の別な遊び方を考えました。私がゲームセンターで、機動戦士ガンダムエクストリームをしている人を見ました。
このゲームは二人で協力して敵を倒していきます。
CPUだけじゃなく、人間とも対戦でき、二人の連携が鍵になるゲームです。
そこでふと将棋もこんなふうに協力できれば面白いと思いました。
正月の将棋番組で六人の棋士達が先方、中堅、大将とわかれて将棋をします。それをヒントに、こんなのどうでしょう。4人の対局者が二つにわかれます。
先手、後手を従来どうり決めます。
ここからが違います。二人同時に駒を進めていきます。
例えばこんな感じです。先手△76歩、77角▲52飛54歩と言うよう感じです。
一手一手進むよりも迫力があり幅広い展開があるのではないでしょうか。お互いの連携でやっていくのが面白い。
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アリだと思いますが「詰ますのではなく王を取ること」をどう扱うかが問題ですかね。
このルールだと、詰ます(≠王を取る)事よりも王を取る(≠詰ます)ほうが狙いやすいでしょう。極端な話、1人目が持ち駒で王手して2人目がそのまま王をとってしまえばいいですから。例えば角交換などしようものなら、王の斜め4方に常に味方の駒がないと即負け確定です。おそらく、何らかの追加ルールを設けないと王は恒常的に危険な状態にあり(必勝法があるかも?)、全体として現行ルールよりも動きにくく窮屈になってしまうのではないかなーと思うのです。
もっとも、極めれば、2人で王手を絶対に避けれない状態を作ることが狙いになり、それが事実上の詰みになるというゲームになると思います。ただ、その域に達した人が4人揃うことはありえない気もします。だとすると、ただのポカ待ちゲーム、つまり運ゲーです。
ちなみに・・・
△76歩、77角▲52飛54歩なら、△33角成、51馬でゲームセットです。
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中将棋には「獅子」という駒があり、一回で王の動きが二回できます。
飛車や角のように無限に進める昨日があるわけではないにも関わらず、この駒の強さは反則級で、この駒のためにいくつもの特別ルールを作らなければいけないほどです。「二手指せる」とはそれほど攻守のバランスを崩すことになります。
例えば「詰み」の概念も変えなければなりません。頭金の詰み!と金を打ったとします。王はその金を取って元居たところに戻れば、王手解消です。これでは盤上から駒が消えていくだけです。
「一度に二つの駒を動かすこと」
というルールにしても、持ち駒二枚をいきなり敵陣に打ち込んで詰み、ということが出来てしまいます。
本将棋にないイレギュラーな状況が出現するのは面白いと思います。数々の変則将棋はよくルールが練られていれば面白いものです。
「二手指す」ことによって先手後手のバランスが崩れないように、明らかな必勝法がなくなるように、追加すべきルールを考えてみてください。
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先手必勝で終わってしまうのではないでしょうか・・・
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