2012年2月23日木曜日

ゲームの将棋だと、最短十数手で勝てるようですが、実際にどのように打っていけば...

ゲームの将棋だと、最短十数手で勝てるようですが、実際にどのように打っていけばそんなに早く詰めるんですか?


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相手も協力する(つまり、わざと悪手を指す)場合なら、最短は6手です。



7六歩、3四歩、6八玉、8八角成り、5八金右、9五角まで、



(7手)

2六歩、4二玉、2五歩、3二玉、2四歩、4二飛、2三歩成り。

9六歩、5四歩、9七角、4二銀、同角不成、5二玉、5三銀。



盤に並べてみて下さい。笑えます。



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将棋は「打つ」ではなく「指す」です。



実現しても不思議でない一例では、

▲7六歩△8四歩▲5六歩△5四歩▲5八飛△6二銀

▲5五歩△同歩▲同角△8五歩▲3三角成まで

11手で詰みまで指せます。



まず実現しないであろう手順で良ければ、先手勝ちの手順は、

▲2六歩△4二玉▲2五歩△3二玉▲2四歩△4二飛▲2三歩成までの7手。

▲7六歩△3四歩▲2二角成△5二金左▲4二角△4一玉▲3一馬までの7手。

▲9六歩 △5四歩 ▲9七角 △5二玉 ▲3一角成 △5一金左 ▲5三銀までの7手。

など何通りもありますが、7手より短い順はありません。



後手の勝ち手順では、

▲7六歩△3四歩▲6八玉△8八角成▲5八金右△9五角

までの6手と言うのがあります。実際には▲7七桂▽同角行成の

2手も必要となるでしょうが、合い利かずの形(無駄な合い駒)と

いう事でこの手順は除外される事になっています。

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